『問題!』妊産婦歯科早産リスクがもっとも高くなるのはどれ?|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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『問題!』妊産婦歯科早産リスクがもっとも高くなるのはどれ?

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院歯科助手 N.K

あさざわ歯科、歯科助手のN.Kです。

お口の中の健康は、身体・心の健康にもつながります。

皆様が健康に毎日をお過ごしいただけるよう、

精一杯サポートさせていただきますので

ご来院の際はよろしくお願いいたします。

 

問題
早産のリスクがもっとも高くなるのはどれ?

答え 歯周病

喫煙や飲酒に比べてリスクは8倍とも

歯周病と早産。一見、関係のないように思えますが、さまざまな研究によりその因果関係が明らかになってきています。

1994年、ノースカロライナ大学の研究で妊娠したハムスターを歯周病菌に感染させたところ、胎児の成長が抑制されることが発見されました。

また日本でも低体重児出産の妊婦さんほど歯周病などの歯肉の炎症が多いことが検証されています。

早産や低体重児出産に関して言えば、一般的に胎児に悪影響のあるといわれている喫煙や飲酒よりも、歯周病の方が8倍もリスクが高いと考えられているのです。

とにかく、妊婦さんにとって歯周病は大敵です。

 

 

 

 

妊娠期における歯周病とのかかわり ~全ての女性のために~

歯周病は早めのチェック&治療をぜひ!

歯周病と早産の因果関係は複雑に絡みあっています。そもそも妊娠中は、つわりなどの体調不良やホルモンの変化で歯周病リスクが高まりがち。

さらに歯周病菌による炎症が発生すると、組織を破壊する働きを持つ炎症活性物質が胎盤を通して胎児に悪影響を及ぼすと考えられています

歯周病は痛みを伴わず静かに長い時間をかけて進行していく慢性疾患です。

ですから本来は妊娠してから気付くのでは遅すぎると言えます。

しかし、妊娠中には限られた治療しか受けることはできません。

生まれてくる赤ちゃんのために、そしてあなた自身のためにも

妊娠分かったら出来るだけ早く歯周治療を始めることで早産・低体重児出産のリスクを減らすことが可能なのです

歯科医院で歯周病の検査を受け、適切な治療、歯科衛生士による口腔ケア等の指導を受けることをおすすめいたします。

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