歯石と歯垢の違い 正体は? これだった!
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このコラムを書いた人
あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆
あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。
私は地域のかかりつけ医として、
また、日本口腔インプラント学会専門医として、
日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、
地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。
宜しくお願い致します。
◆歯垢・歯石 虫歯と歯周病の原因
虫歯と歯周病の原因は細菌感染
虫歯菌は、生まれた時から口の中に存在するかというと
答えは、「存在しません」です。
◆虫歯と歯周病の原因は細菌感染
●では、「どこから感染したの? 」、「感染源は、誰 ?」
・多いのは、母親や家族という説があります。
哺乳びんのミルクを飲んで厚さを確認した時や、
離乳食の厚さを確認した時にスプーンや食器を共有するなど、
そのような場面や環境はたくさんあります。
・感染しないようにすることはほぼ難しいので、細菌を繁殖させないように、
母子ともに、口の環境をよく保つようにしなければなりません。
・一方、歯周病菌は誰の口にもせい息する常在菌です。
強い病原性を持つわけはないのですが、細菌が増えたり、
加齢などにより免疫カが落ちると発症するといわれています。
●右下の写真は、 歯垢(プラーク)の電子顕微鏡写真です。
・歯垢は食べかすではありません。
細菌の塊であり、 ロの中には500種類以上、 500億から 1 兆個の細菌がいます。
歯垢は放っておくと石灰化して、歯石になります。
・歯石ができると、新たに歯垢が付着しやすくなり、
虫歯の原因や、歯周病を悪化させることになります。
・目に見えない細菌の感染は予防するしかありません!
目に見えない細菌の感染は、予防するしかないのですが、
そのためにはやはり、日々のホームケアだけでは不十分で、
歯科医院のプロのケアが必須となります。
歯石になってしまうと、プロのクリーニングである機械で、
超音波や鋭利な器具で落とすしか方法はありません。
そして、その歯石は約3か月もすると自然とできてしまうのです。
◆お知らせ
あさざわ歯科医院では、3~4か月ごとの定期健診とクリーニングを、
しっかりと現状把握をした上で適切な方法で行っていきます。
虫歯や歯周病になってからでは遅いので、
日々の予防で家族や大切な子供たちのお口の健康を守りましょう。
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