知らないと損 永久歯の寿命を延ばす!  徹底攻略ガイド |越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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知らないと損 永久歯の寿命を延ばす! 徹底攻略ガイド 

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆

あさざわ歯科、トリートメントコーディネーター(TC)のCTです。

むし歯、歯周病をより多くの方にも知って頂き、患者様一人ひとりにあったケアを提供できるよう日々努力していきたいと思っております。

お気軽にご来院下さい。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは! 越前市あさざわ歯科医院、

トリートメントコーディネーター(TC) のCTです。

 

永久歯の寿命はとても個人差が大きく、遺伝や生活習慣、

メンテナンスを受けているかどうかでかなり変動します。

 

今日は、永久歯の寿命を縮める要因や、

永久歯を長もちさせる方法などについてご説明しますね。

 

 


 

◆20本以上永久歯を保っている中高年の数は?

 

・ 2016年に厚生労働省が調べた歯科疾患実態調査結果に

よると、20本以上の歯を有する中高年の方の割合は以下の

表のようになっています。

 

 

 

 


 

厚生労働省実態調査の結果で

 

・ 表を見ると、50~60歳前後から歯を失う人の数は

増えてくることがわかります。

  50歳位からは歯磨きを特に丁寧に行うようにして、

  歯のメンテナンスに通うようにすれば、歯をもっと

長持ちさせられる可能性があります!

 

・ 85歳以上でも25%以上の方が20本以上の

天然歯をキープできていることからも、

  歯のお手入れを続けていけば、

  歯周病・虫歯・破損を避けること

  出来て、歯を長持ちさせることが可能です。

 

 

 

 

 


 

◆厚生労働省実態調査の結果では

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を短くする3つの要因

 

 

 

 

 


 

◆ ① 歯周病の進行

 

・歯周病はお口の中の歯周病菌が毒素を出し、歯茎に炎症を

起こします。毒素によって歯周組織が破壊されていき、やがて

歯を支える歯槽骨が溶かされて歯がグラグラになり、

自然に抜けてしまいます。

 

かなり進行するまでは自覚症状が少ないため、

普段から歯科医院で定期健診を受けて歯周病に

かかっていないかチェックし、予防していくことが大切です。

 

 

 

 

 


 

◆ ② 虫歯の進行

 

虫歯菌が糖をエサに酸を出し、歯を溶かしていくのが虫歯です。

歯の表面のエナメル質が溶けてしまうと、

その下にある象牙質はやわらかいため、

虫歯が進行しやすくなります。

 

虫歯が象牙質の下にある歯髄(神経)に達すると、

ズキズキと強い痛みを感じるようになり、

神経を取る治療が必要になります。

 

虫歯の治療は、虫歯に冒された部分を削り取って詰め物や被せ物をしますが、

保険の銀歯は詰め物・被せ物の下で二次虫歯を起こしやすいため、

丁寧な歯磨きやフッ素による虫歯の予防が必要です!

 

 

 

 

 

 


 

◆ ③ 破損

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

 

 

1.歯周病や虫歯を予防するという意識を持つ

 

スウェーデンや欧米諸国では、歯周病や虫歯を予防する

予防歯科の考え方が浸透しています。

 

日本でも予防歯科での定期健診などが

徐々に浸透してきてはいますが、

全ての人が予防歯科にかかっているかというと、

まだまだその意識は低いと言えるでしょう。

 

日本の保険制度は病気になってから治療のために医者に

通うことを想定して作られているということが、

予防歯科という考え方が浸透しにくい理由の一つです!

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

2.歯の定期健診(クリーニング)を年に24回程度受ける

 

スウェーデン政府は1970年代に定期的な歯科医院の

受診を国民に義務付けました

この取り組み前には3歳児で80もの子供に虫歯が見られましたが、

6年後には4に抑えることに成功しています。

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

3.子供への予防歯科の受診を徹底させる

 

スウェーデンでは20歳になるまでは無料で歯科治療を受けることが出来るため、

子供たちは全員が歯科のクリーニングやフッ素塗布などの予防措置を定期的に受けています。

20歳以降の歯科の費用は有料になりますが、それでも大人の90%が予防歯科に通っています。

子供の時の歯科に対する習慣がどれほど大切かお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

4.歯ブラシ、歯磨き剤以外にも数種類のオーラルケアグッズを使う

 

スウェーデンや欧米諸国での歯のセルフケアは、歯ブラシ

以外にもデンタルフロスやデンタルリンスが使われています。

歯ブラシだけではお口全体の汚れの6割程度しか落とせないが、

デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシでのケアを加えると

8割程度の汚れを落とせるといわれます。

 

残りの2割は歯科医院で

 定期健診(クリーニング)

きれいにすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

5.虫歯や歯周病になりにくい生活習慣に変える

 

食後はお口の中が酸性に傾いており、歯の表面のエナメル質

が溶けやすい状態になります。しょっちゅうお口の中に食べ物

が入っていると、 歯が溶けやすい状態が続きますので、

予防歯科の観点からいうと、食事やおやつの時間を決めて、

    規則正しく食べることが必要になります!

 

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

6.バランスの取れた食事を摂る

 

健康な歯を保つためには、毎日の食事を栄養バランスの

取れたものにすることが重要です。

歯の健康の為に摂るべき栄養素は、カルシウム、ビタミンD、

リンなどのミネラルやビタミンCです。

これらを食事から十分に摂取することが歯の健康に役立ちます。

 

そのための食品としては、乳製品、魚、肉、野菜、果物などがあげられます。

多様な食品をバランスよく摂るように心掛けましょう。

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

7.禁煙する

 

タバコにはニコチンやタールなどの

多くの有害物質が含まれます。

これらの化学物質は歯周病や口内のがんなど、

お口の健康にリスクをもたらします。

 

特に喫煙によって血行が悪くなり、

免疫力が低下するため、歯ぐきの炎症が進みやすくなり、

歯周病のリスクが高まります。

歯を長持ちさせるためには、禁煙が必要です。

 

 

 

 

 


 

◆永久歯の寿命を延ばすためには?

 

  1. ストレスを管理しよう
  • ストレスは歯の健康に悪影響を与える可能性があります。

ストレスによる歯への影響としては、咬み合わせが変わったり、

歯ぎしりや食いしばりを起こすことがあります。

 

これらの状態は歯に負担をかけ、歯をすり減らして知覚過敏

を起こしたり、詰め物や被せ物を破損する原因になることが

あります。

 

日々のストレスを適切に緩和する方法を見つけて

リラックスする時間を作ることが重要です!

 

 

 

 

 

 


 

◆まとめ

 

・スウェーデンでは予防歯科の考え方が浸透しており、

 定期的な歯科医院の受診を国民に義務付けています。

 

予防歯科』での定期健診クリーニングの取り組みにより、

虫歯や歯周病の発生率を大幅に減少させていました。

 

 

 

 


 

  • いかがでしたか? 知らないと損 永久歯の寿命を延ばす!

  徹底攻略ガイド について理解が深められたでしょうか。

ぜひ毎日の歯磨きなどのセルフケアに加えて、定期的に

歯科医院にクリーニング(定期健診)に通って下さい!

 

  • “予防”を重視しており、あさざわ歯科は、

  ≪ 歯科衛生士専用ケアユニット ≫ を設置して、

       患者さまのお声をお聞きしております。

 

    快適な環境でクリーニングやメンテナンス  をお受け下さい ♪

 

越前市あさざわ歯科医院、トリートメント・コーディネーター の  CT でした。

 

 


 

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