これなら磨ける! 健康的で強い歯ぐきを作る方法とは ?
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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院歯科衛生士 M.T
あさざわ歯科、歯科衛生士のM.Tです。
一人でも多くの方が、健康的な歯で幸せな生活を送れるよう、
治療に対する不安や恐怖を和らげ、安心して治療を受けていただくために、
日々勉強をしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆「その歯ブラシ」あなたに合っていますか ?
・今日は歯ブラシのお話です。
1、歯の平均寿命
2、磨き残しが特に多い部分は3つ!
3、比較実験!
4、お口のタイプ別!歯ブラシの紹介
5、磨く時のワンポイント!
◆歯ブラシ選びのポイント
・歯の平均寿命(歯が生えてから失うまでの年数)は、
前歯に比べ奥歯は最大でも16年も寿命が短いと言われています。
なぜだと思いますか?
それは奥歯の磨き残しが多いからです。
◆磨き残しが特に多い部分は3つ!
・磨き残しが特に多い場所は、
奥歯の裏側 【最後臼歯遠心部】
噛み合せの部分 【小窩裂溝部】
歯と歯の間(特に奥歯) 【歯間部】 です。
そこでオススメしたい歯ブラシがルシェロ歯ブラシです。
ルシェロ歯ブラシの特徴3つを紹介していきます。
1、日本人の歯列に合わせて持ちやすいよう磨きやすいようにカーブさせている。
2、奥歯まで磨ける。
3、歯間部へ毛先が届きやすい。
先程ご紹介した弱点をうまくカバーできていますね。
◆比較実験!
・2種類の歯ブラシを用意します。
1.普通の歯ブラシ(フラットストレート)
毛先がまっすぐ
2.ルシェロ歯ブラシ(B-10)
毛先がデコボコしている
・色をつけた歯の模型を2つの歯ブラシでそれぞれ同じ強さ、
同じ回数(3往復)で横に動かして磨きます。
その結果….
普通の歯ブラシは特に歯間部(歯と歯の間)に磨き残しが目立ちます。
おすすめのルシェロの歯ブラシは、ほとんど残らず、綺麗になりました。
・フラットストレートタイプの歯ブラシ(普通の歯ブラシ)は、
角度をつけて1本1本丁寧に磨くことできれいに磨くことができますが、
上手く磨けていないと磨き残しが多くなってしまいます。
・ルシェロの歯ブラシは横にスライドさせて動かしただけなのに、
ほとんど汚れが落ちるので忙しくて歯磨きが雑になってしまたり、
上手くブラッシングできない方にとってはとてもよい歯ブラシだと思います。
◆お口のタイプ別!歯ブラシの紹介
・ルシェロの歯ブラシには様々な種類があり、
お口の状態に合わせて適正な歯ブラシを選んで使用して頂くのがおすすめです。
タイプ別!歯ブラシの紹介(お口のタイプに合わせて変える)
【 虫歯予防ベーシックな歯ブラシ ルシェロ (B-10) 】
歯周病よりもむし歯が気になる方向けの歯ブラシです。
歯ブラシは硬めが好み・歯ぐきが厚めという方におススメです。
(一般的に男性は厚め、女性は薄めと言われています)
【 女性のための歯ブラシ「ピセラ」 (p-20M) 】
女性のお口に合わせた動かしやすいコンパクトヘッドの歯ブラシです。
女性のための持ちやすいハンドルが特徴。
ベーシックとペリオの2タイプ
【 「歯周病」ペリオの症状に合わせて特別に設計した2種類の歯ブラシ(P-10) 】
虫歯よりも歯周病が気になるという方向けの歯ブラシです。
歯ブラシは柔らかめが好み・歯ぐきが薄めという方におススメです。
(一般的に男性は厚め、女性は薄めと言われています)
どの歯ブラシが合うのか分からなければ
歯科医師、歯科衛生士に聞いてみましょう!
◆磨くときのワンポイントです!
・ブラッシングの正しい適正圧は150~200gと言われています。
ちょうど歯ブラシの毛先が曲がるくらいです。
・鏡を持ってご自身の歯ブラシの圧を確認してみましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
・当院では、クリーニングの際に、特に汚れていた部分の説明、
今後どのようにケアをしていけばより綺麗なお口の中を保てるか、
お一人お一人ご説明させて頂いております。
お口のことで、気になることがございましたら
お気軽にご相談ください。
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