【歯周病予防】 歯周病のリスクが増す生活習慣3選!徹底解説
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このコラムを書いた人
歯科衛生士 M T
あさざわ歯科、歯科衛生士の M T です。 一人でも多くの方が、健康的な歯で幸せな生活を送れるよう治療に対する不安や恐怖を和らげ、安心して治療を受けて頂くために、日々勉強をしていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
こんにちは! 越前市あさざわ歯科医院、歯科衛生士のMTです。
きびしかった冬も過ぎてだんだんと暖かくなってきましたが、いかがお過ごしですか。
健康な歯を保つためには、毎日丁寧に歯を磨いて歯に歯垢を残さないことですが、
それだけではなく、みなさん、『毎日の生活習慣』 も大切です。
今回は、【歯周病にならないための生活習慣】 について書いて行きたいと思います。
◆歯周病の3つの要因とは?
・歯周病にかかりやすくなる主な要因は3つあります。
① 細菌の要因・・・歯垢,歯石
② 生体の要因・・・体の状態
③ 環境の要因・・・歯周病が起こりやすくなる生活習慣
◆歯周病予防のためには、まずプラークコントロール
・歯周病の直接の原因は歯垢(プラーク)の中に棲む細菌です。
歯垢は多種類の細菌の塊で、バイオフィルムとも呼ばれます。
歯周病菌は嫌気性菌といって、酸素の少ない場所に入り込みます。
そのため、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)は、歯周病菌にとって
格好のすみかとなります。
・歯周病菌は毒素を出して歯周組織をどんどん破壊していき、
歯周ポケットがより深くなっていきます。
◆歯周病予防のためには、まずプラークコントロール
そのため、歯周病治療・予防のためには、
いかにお口の中から歯垢や歯石を減らして、
細菌の数を減らすかというプラークコントロール
が重要になります。 ご自身で取れない部分の
歯垢や、歯ブラシで落とせない歯石は、
歯科医院の定期健診時のクリーニングで
きれいに除去することが大切です。
◆生活習慣による歯周病のリスクとは?
【1.歯磨きがきちんとできていない】
歯磨きを怠ったり、磨き方が甘いなどは、口の中の
プラーク・歯石をますます増殖させます。 適切な歯磨きで
毎日清潔にしている人・定期的に歯のメンテナンスに通って
いる人などは歯周病になるリスクも低くなります。
【2.喫煙】
タバコを吸う人は、吸わない人よりも細菌に対して抵抗力が
弱くなります。そのうえ、タバコに含まれるニコチンが血管を
収縮させ、歯ぐきから血が出にくくなるため、症状に気づき
にくいというリスクもあります。喫煙者の中には食い止められた
かもしれない歯周病になるケースが多々あり、タバコをやめる
と歯周病になるリスクが40%減るといわれています。
◆生活習慣による歯周病のリスクとは?
【3.ストレス・疲れ】
心がストレスを抱えていたり、疲労を溜めていたりすると、
どんな人でも免疫力が下がり、細菌に感染しやすくなります。
十分な睡眠をとって、ストレスや疲労を溜めない健康的な
生活習慣を心掛けましょう。
◆まとめ
・それ以外の要素としては、糖尿病のような持病を持っている方や、
ストレスのために免疫が低下している方などは、歯周病が発症、
進行しやすいといえます。
・特に近年、糖尿病と歯周病には関係があり、歯周病菌は糖尿病を
悪化させるリスク因子になることが様々な研究でわかってきました。
歯周病を起こす要因を一つひとつクリアにし、
予防していきましょう。
いかがでしたか? 【歯周病予防】 歯周病のリスクが増す
生活習慣って ? について理解が深められたでしょうか。
こまめに歯石を取ってもらったり、クリーニングを受けている方は、
必然的に歯石もつきにくく、進行も致しません。
虫歯や歯周病の治療が必要になった場合、費用も時間もかかってきます。
そうならないよう、あさざわ歯科の歯のクリーニングで予防して行きましょう!
快適な環境でクリーニングや メンテナンスをお受け下さい♪
越前市あさざわ歯科医院、歯科衛生士のMTでした。
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