患者さんが知らない 【自費治療と保険治療】の決定的な違い  その①|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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患者さんが知らない 【自費治療と保険治療】の決定的な違い  その①

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆

あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。

私は地域のかかりつけ医として、

また、日本口腔インプラント学会専門医として、

日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、

地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。

宜しくお願い致します。

 

 

 

患者さんが知らない 自費治療と保険治療

の決定的な違い  その


 

こんにちは

越前市・あさざわ歯科医院 院長の浅澤清隆です!

あなたは、医者で被せ物を入れるタイミングで

「白い歯を入れたいなら自費治療になりますと言われ、

時間をかけて説明を受けたことがありますか?

 

そこで今回は、

ほとんどの患者さんが知らない

自費治療と保険治療の決定的な違い

全3回でお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

◆歯の自費治療(保険外治療)と保険治療


 

あなたはその決定的な違いを知っていますか?≫

 

自費治療と保険治療の詳しい違いや

「なぜそんなに費用がかかるのか?」

について時間をかけて教えてもらえる

機会はほとんどないのでは?

そして、「白い被せ物=自費治療」という

簡単な話ではないのが実際のところです。

 

そこで今回は、

そんな自費治療と保険治療違いと

費用に大きな差生まれている背景について

詳しくお話したいと思います。

 

 

 

 

 

なぜ自費治療は目玉が

 飛び出るほどの金額なのか


 

 

なぜ自費治療が保険治療に比べて

   遥かに高い費用がかかるのか?≫

 

具体的な費用の差を説明しておくと、

1本の歯に金属被せ物入れる

保険で4,000円ほどの負担額済みますが、

自費になると60,000~120,000円

ほどになります。

その差はかなり大きいことが分かるかと思います。

では、なぜこれだけの違いが生まれるのでしょうか?

結論から先に言ってしまうと、

「自費治療が高額な訳ではなく、

保険治療の費用安すぎる

という話になります。

 

 

 

 

 

≪なぜ自費治療が保険治療に比べて

   遥かに高い費用がかかるのか?

 

つまり、自費治療にかかる費用が本来

歯科治療にかかる適正な費用であって、

採算度外視の格安な費用で治療やりなさい

と国が定めた治療保険治療だということです。

元々、歯科治療はお口の中という

狭い空間の中で、唾液や舌、

頬っぺたなどをどかしながら、

1本ずつの歯に対してミクロン単位

の精度の処置を行う、

技術的に難しい医療行為です。

 

 

 

 

≪なぜ自費治療が保険治療に比べて

   遥かに高い費用がかかるのか?

 

もちろん国としても、保険治療の費用

で歯を残すために理想的な治療が

出来ないことは認めているはずです。

しかし、医療費が国家予算を圧迫する中で、

命に直結しないイメージを持たれやすい歯科に対して、

これ以上の医療費を割くことが出来ないのです。

 

 

 

 

 

あなたが知らない、保険治療

 安すぎることのデメリットとは


 

保険治療によって患者さんが安く治療を

受けられることはメリットになり得るのですが、

その反面、リスクも存在します。

それは、一つ一つの治療費が安いために

削らなくてもいいはずの虫歯削って詰めたり

本来なら残せるはず歯を抜歯しなくてはならない状況

生まれてしまうことです。

 

保険治療ではお口の病気の予防

に繋がる知識を提供したり、

正しい歯磨きの指導にどれだけ時間を

かけても収入には繋がりません!

 

 

 

 

 

虫歯や歯周病になった歯を削って

物を入れたり、抜歯をするといった

積極的な治療によってのみ報酬が

発生する仕組みになっているからです。

そして保険医療の仕組みでは、医療者が

「この治療をしました」と国に申告すれば、

報酬が振り込まれるシステムになっています。

この際、治療の質を同じ医療者にチェックされる

こともなければ、質が問われることもありません。

同業者が見たときに

「この治療はあまりにヒドイ

いうものだったとしても

なんて丁寧な治療なんだ」

と思えるものだったとしても

報酬は変わらないんです

 

 

 

つまり、

医療の質は歯医者個人倫理観

に委ねられているとうことです。

最低賃金を下回るくらいの収入しかなくても、

時間をかけて丁寧に治療して患者さんの歯を守りたい

という歯医者になるか

たくさんの患者さんにそれなりの治療を提供して、

多くの収入を得る」という

スタンスで医療を提供するか

個人の自由」となっているの現状です。

 

 

 

 

何十年も前からこの歯科を取り巻く

保険治療の状況は変わっていません

そして、歯医者も一人の人間であり、

家族も従業員もいる立場なので、

患者さんの歯を残すよりも自分の

生活を成り立たせるために本来の

歯科医療の姿とはかけ離れた治療

展開せざるを得ない場面も生まれてしまう

ことが多いのです。

 

 

 

 

 

◆あなたが治療にかける金額

 のセルフイメージは


 

そして、もう一つ重要なことは、

歯の治療に払う金額があなたのセルフイメージにも

影響してしまうということです。

例えば、数千円で治療を受けた

と数万数十万円の費用をかけて

治療をした歯がある とします

あなたはどちらを大切にするしょうか

人は自分が汗水流して稼いだ大切な

お金を”より多く使ったもの”に価値を感じます。

 

 

 

 

 

それと同時に、「自分はこれだけの費用

をかけても惜しくない」という

潜在意識を顕在化したものが

「お金を払う」という行為でもあります。

 

僕は多くの患者さんを見てきて、

保険治療で費用を抑えて短時間で治療終わらせたい」

という思いで治療を受ける方と、

自費治療でお金かけても、

丁寧に時間をかけた治療受けたい」

と考えて歯医者に通う方とでは、

歯に対して抱く価値観、

少しでも長く、自分の歯を使っていきたい」

いう思いにかなり差があると感じています。

 

 

 

 

 

◆あなたが治療にかける金額

 のセルフイメージは


 

 

結果として

普段のセルフケアのレベル影響を受けるので、

10年、20年というスパンでお口の中の変化を見ると

1本でも自費の治療を受けた方の方が

が残っていることが多いのです

 

もちろん、「保険治療では歯が残らない」

と言うつもりはありません。

ただ、自分の歯を大切にしたいという想いは

自分が歯の治療にかけた費用と比例する傾向がある」

という事実は否定できません。

歯科に限らず、「何にお金をかけるのか」

は、あなたのセルフイメージ、そして受け

取る現実にも大きく影響を及ぼすことを

忘れないで頂ければと思います。

 

 

 

 

 

◆質の高い治療は長い目

 で見れば安上がり?


 

 

もしかしたら あなたは、

ここまでの内容を受け取って、

「自分の歯を残したいなら結局

お金がかかるんだ・・・」という

気持ちになっているかも知れません。

しかし、歯1本の価値に着目すれば、

が残ることは治療費の何倍

価値があることに気づくはずです。

 

 

 

 

 

≪歯科治療で一番お金がかかるのどんな時か?≫

それはあなたが歯を失った時です

 

現在、歯を失った際の選択肢として

インプラントを提案されることが多いかも知れませんが、

1本の歯をインプラントで取り戻そうとした時に

かかる費用は、最低でも35万円ほどです。

 

 

 

 

 

義歯やブリッジという選択肢もありますが、

義歯のバネがかかる歯にはかなりの負担が

かかりますし、ブリッジを選択すれば

両隣の健康な歯を削らなければいけなくなります。

の低い治療であれば失った歯以外の

歯の寿命縮めるきっかけにも

なってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

また厳密に言えば、インプラント治療でも

あなたの歯そのものが元どおりになる訳ではありません。

あくまでチタン製の人工物が歯の

代わりに機能しているだけです。

 

そして、「一度治療を受ければ一生持つのか?」

という質問に対して絶対に一生持ちます!」

言い切れ歯医者はこの世に存在しません

 

 

 

 

お口の中はカラダの中でも特に過酷な環境ですし、

生活習慣やストレスの影響をダイレクトに

受ける臓器でもあります。

トラブルが起これば再度インプラントを

打ち直さなければいけなくなるかも知れません。

 

これはカラダに人工物を入れる治療においては、

必ず直面する問題です。

 

 

 

 

 

結局、自分の歯をできる限り長く

健康に使っていくことが一番上がりなのです!

 

例え、歯を残すために自費治療で

数万〜数十万円のお金をかけたとしても、です。

お口の中に生えてきてから一生

働き続ける歯1本1本には、

100万円以上の価値があると言われています。

 

 

 

 

 

そして100万円出せれば自分の

失った歯を取り戻せるかと言えば、

決してそんなことはありません。

どれだけお金を持っている大富豪が、

世界で最も技術のある歯医者

を呼んでお金を積んだとしても

失ってしまった歯を取り戻すこと

は絶対に出来ないからです。

 

 


 

 

いかがでしたか?

患者さんが知らない 自費治療と保険治療

決定的な違いその①

について理解が深められたでしょうか。

あなたが心から信頼できる歯医者に巡り会い、

納得した治療を受けられることを心から願っています。

 

『日本口腔インプラント学会 認定専門医、

インプラント施術40年の浅澤清隆』 が

お伝えしました。

ご参考にして下さい!

 

快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい♪

 

 

 

 

越前市あさざわ歯科医院、院長の浅澤清隆 でした。

 

 


 

 

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