患者さんが知らない 【自費治療と保険治療】の決定的な違い  その②|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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患者さんが知らない 【自費治療と保険治療】の決定的な違い  その②

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆

あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。

私は地域のかかりつけ医として、

また、日本口腔インプラント学会専門医として、

日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、

地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 患者さんが知らない 自費治療と保険治療

 の決定的な違い  その


 

 

こんにちは

越前市・あさざわ歯科医院 院長の浅澤清隆です!

あなたは、医者で被せ物を入れるタイミングで

「白い歯を入れたいなら自費治療になります」と言われ、

時間をかけて説明を受けたことがありますか?

 

そこで今回は、ほとんどの患者さんが知らない

自費治療と保険治療の決定的な違い

全3回でお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

具体的に自費治療と保険治療

 は何が違うのか


 

 

今日は、ここから具体的な自費治療

と保険治療の違いについて

お話していきたいと思います。

結論から言ってしまえば、

治療にかけられる時間

材料・技術、人材、責任

が大きく変わります。

 

 

 

 

◆治療にかけられる時間の違い


 

 

先ずは治療にかけられる時間から

詳しく説明します。

先ほどもお話したように保険治療では

予め治療の報酬が決められいるため

治療かけられる時間に上限が生まれます。

時間をかければかけるほど、保険

治療では赤字になってしまうからです。

もちろん、小さな虫歯や軽い歯肉炎

くらいであれば、短い時間でも精度

の高い治療を行うことは出来ると思います。

 

 

 

 

 

しかし、残すのが難しい状況にある

歯を救うためには、しっかりと必要な

時間をかけて治療をしなければ、

不適切な処置になってしまい、

歯の寿命を短くすることに繋がって

しまうのです。

自費治療と保険治療の最も大きな

違いが、この「処置にかけられる時間

言っても過言ではないと思います

 

また上記の内容は歯の被せ物を作る、

歯科技工士と呼ばれる職人の方々に

とっても言える内容です。

 

 

 

 

 

彼らがオーダーメイドで精度の高い

被せ物や詰め物を作るためには、

作業にかける時間がどうしても必要になります。

しかし現在、保険で設定されている

製作はあまりに低いため、

技工士さんが利益を出すためには

一つ一つの製作にかける時間を

削らなければいけません。

 

 

 

 

 

結果として保険という縛りの中で

作られた被せ物や詰め物と

自費で時間をかけて丁寧に

作られたものとの間では、

歯への適合 (どれだけ歯に

ピッタリと合っているか) という点で

大きな差が生まれてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

◆治療で使える材料・技術の違い


 

 

一般的に「白い材料を使えるのか、

銀色の金属しか使えないのかが

自費と保険の違い」という

認識の方が多いと思いますが、それ以外にも

を残すために必要な材料・技術

自由に使えるのが自費治療です。

 

 

 

 

 

 

歯の内部に穴が開いてしまった際

に修復するためのMTAと呼ばれる

セメント。 (一部保険治療に入った)

血液を採血して遠心分離を行い、

抜歯などの際に痛みを軽減する

ための組織を作り出す装置。

歯を失った箇所に対して人工の

根っこを埋め込んで歯を復元する

インプラントなど、挙げればキリが

ないほど使える材料・機材に違いが生まれます。

 

 

 

 

 

 

また、被せ物一つとっても使える

金属が大きく異なります。

金属が違えば、出来上がった

被せ物の歯へのフィット感も

かなり変化してきます。

さらに虫歯が進んで根っこしか

残っていないような歯を部分的矯正で

引っ張り出して、被せ物土台として

使えるようにする技術など、保険で認められて

いない特殊な治療も自費あれば可能になります。

 

 

 

 

 

保険であれば救えない(抜歯しかない)

ような歯であっても、

自費治療であれば残す手段が

格段に増えるということです。

精度の高い治療を行なって

歯の寿命を伸ばすためには、

用いる材料の選択肢が多い

ことも重要な要素です。

 

 

 

 

 

治療に伴う責任の違い


 

 

歯科治療という大きな枠組みで

歯医者の仕事を見れば、保険で

あろうと自費であろうと目の前の

患者さんの歯1本1本に責任を

持った治療を提供すべきです。

しかし、治療にかけられるコスト

という点で治療を見ると話は大きく

変わってきます。

これまで何度もお伝えしていますが、

保険治療は国が予め治療の報酬決めたものです。

 

 

 

 

 

どれだけ丁寧に処置をしても、

短時間で精度の低い治療をしても、

報酬は変りません。

歯科医師が自分で提供した仕事

見合う料金を設定できないのです

結果として、「保険だからこれくらい

のクオリティで仕上げるしかないかな」

とどこかで線を引かなければ

いけなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

治療の後でトラブルが起きたとしても、

「まぁ保険なのでしょうがないですよね。」

といった説明になってしまうことも多いのです。

ところが、自費治療の場合

歯科医師が自ら患者さんに頂く

治療費を決めているため

一切の妥協は許されません

治療費の負担率も10割なので、

患者さんにとってみればかなり

高額な費用を払っている感覚になります。

 

 

 

 

 

当然、治療後にも関わらず違和感が残ったり、

すぐトラブルが起これば

信頼を失ってしまいます。

自費治療とは、「歯科医師が適切

費用をもらって精度の高い治療

提供すると約束すること」でもあります

僕らも生半可な気持ちで治療に

取り組むことは出来ないのです。

 

 

 

 

 


 

 

いかがでしたか?

患者さんが知らない 自費治療と保険治療決定的な違いその②

について理解が深められたでしょうか。

あなたが心から信頼できる歯医者

に巡り会い、納得した治療を受け

られることを心から願っています。

『日本口腔インプラント学会 認定専門医、

インプラント施術40年の浅澤清隆』 が

お伝えしました。

ご参考にして下さい!

 

 快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい♪

 

 

越前市あさざわ歯科医院、院長の浅澤清隆 でした。

 

 


 

 

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