患者さんが知らない 【自費治療】との決定的な違い 費用は? その③
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このコラムを書いた人
あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆
あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。
私は地域のかかりつけ医として、
また、日本口腔インプラント学会専門医として、
日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、
地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。
宜しくお願い致します。
こんにちは 越前市・あさざわ歯科医院 院長の浅澤清隆です!
あなたは、歯医者で被せ物を入れるタイミングで
「白い歯を入れたいなら自費治療になります」
と言われ、時間をかけて説明を受けたことがありますか?
そこで今回は、【ほとんどの患者さんが知らない 自費治療と
保険治療の決定的な違いと費用は?】 を全3回で
お伝えしていきたいと思います。
◆具体的に自費治療を受ける時の注意点について
今日は、ここから具体的な自費治療と保険治療の違い
の続きをお話していきたいと思います。
あなたが、具体的に自費治療を受ける時の
【歯医者の選び方】や【自費治療の具体例】
その治療にかかる費用をご紹介して行きます。
◆自費治療を受ける歯医者の選び方
ここまでは自費治療と保険治療の違いに
ついて詳しく見てきましたが、
「自費」という扱いであればどの歯医者でも
精度の高い治療が受けられるわけではありません。
ここでは自費治療を受ける上で
【信頼できる歯医者の選び方】
についてお話したいと思います。
◆歯医者選びのポイント
≪病気の原因を一緒に考えてくれる≫
自費治療を受ける上で
最も大切なポイントは、
“積極的な治療を開始する前に
「なぜあなたが虫歯や歯周病
になってしまったのか?」、
「どうしたら再び病気にならずに
済むのか?」 といったことを
丁寧に教えてくれる歯医者か
どうかということ”です。
◆歯医者選びのポイント
ここに力を入れている歯医者は、
「目先の治療内容はもちろんのこと、治療後10年先、20年先
にあなたの歯が1本でも多く残っているように最善を尽くしたい!」
という想いがあります。
なぜなら、いくら精度の高い自費治療を提供しても、
病気になってしまった根本的な原因が解決していなければ
必ず再治療が必要になるからです。
◆歯医者選びのポイント
あなたの食生活、歯磨きをはじめとした
お口のケアが変わらなければ、
保険・自費を問わず、歯科治療を受ける
意味がありません!
いくら治療によって噛めるようになったり、
見た目が良くなったとしても付け焼き刃で
しかなくなってしまうからです。
◆歯医者選びのポイント
ただ、病気の原因を解決した先にこそ、
”歯医者いらず”の長期的なお口の健康が手に入ります!
根本的な原因にアプローチする大切さを伝えてくれる
歯医者なら、具体的な治療内容も精度の高いものに
なるはずです。
◆具体的に歯医者に行ってのチェックポイントは
具体的にあなたが歯医者でチェックすべきポイントは、
「あなたのこれまでの習慣や仕事、生活環境について
聞いてくれるかどうか」という点です。
一見、治療とは関係のないことのように思えますが、
この情報がなければあなたのお口の病気が起こってしまった
根本的な原因を探ることは出来ません。
そして、その原因を取り除くためにあなたと一緒に時間を
かけて取り組んでくれるかどうかが大切になります。
◆具体的に歯医者に行ってのチェックポイントは
①歯磨きが出来ていないのであれば、
正しいテクニックが身につくまで時に厳しく、
時に褒めながら何度も指導してくれる
②生活環境が乱れているなら、
リズムを取り戻すために必要なことを
一緒に考えてくれる
③どうしても甘いものを食べてしまうなら、
食生活を改善するための視点を提供してくれる
あなたが自費治療を選ぼうと保険治療を選ぼうと、
これらのことを熱意を持って提供してくれる歯医者なら、
きっと質の高い治療を受けられると思います。
◆自費治療の具体例を紹介します
ここまでは抽象的な内容が続いてきましたが、
最後に実際の診療で行なっている自費治療の歯の
矯正治療の例をご紹介したいと思います。
具体的なイメージができれば、これまでの話も
理解しやすくなるはずです。
◆【治療例】部分的な矯正(Extrusion:意図的挺出)
このように歯の根っこしか残っていない状態では
被せ物を入れることができません。
保険であれば、抜歯以外の選択肢はありませんが、
部分的な矯正を行うことで歯としての機能を取り戻すことができます。
まずは、根っこを歯ぐきの上に引っ張り出します。
歯ぐきを下に下げる手術を行った後の写真です。
処置前と比べて歯ぐきよりも上に歯が大きく
出ていることが分かるかと思います。
この状態になるまで下準備をした上で
被せ物を入れるので、長期的に安定する歯を
取り戻すことができます。
≪治療にかかる費用≫
費用は歯医者によって異なりますが、
80,000円くらいが相場かと思います。 (被せ物は別料金)
◆自費治療と保険治療の違い まとめ
今回は歯の自費治療と保険治療の違いについてお話して
きましたが、いかがでしたでしょうか?
日本という国では保険治療が一般的なため、
かなり衝撃的な内容だったと思いますが、是非、
この記事を機に自分の歯の価値を考えてみて下さい。
「1本の歯を残すためにはどれだけの時間とお金、
労力がかかるのか」
これに気づくことができれば、普段のお口のケアも
劇的に変わるはずです。
◆自費治療と保険治療の違い まとめ
最後に僕が心から伝えたいことは、
【自費治療を受ければいいわけではなくて、
本当に大切なことは、そもそも治療を受けずに済むこと】
です。
日本人が他の国の方々よりもお口の環境が悪いのは、
「病気になっても保険で安く治してもらえる」
という安心感が原因になっている と僕は思います。
「病気が進行した歯を残すために精度の高い治療を受けるには、
かなりのお金がかかるんだ」という認識を持てば、
きっと自分の歯をもっと大切にしようと思えるはずです。
“自費治療よりももっと価値が高い
のは、一切治療を受けることなく、
自分の歯で一生過ごすこと“
それを可能にするための知識、ノウハウを
あさざわ歯科医院で身に付けて治療を受けずに
済むお口の健康を手に入れましょう!
いかがでしたか?
患者さんが知らない 【自費治療と保険治療】の決定的な違いその③
について理解が深められたでしょうか。
あなたが心から信頼できる歯医者に巡り会い、納得した治療を
受けられることを心から願っています。
『日本口腔インプラント学会 認定専門医、インプラント施術40年の浅澤清隆』 が
お伝えしました。ご参考にして下さい!
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越前市あさざわ歯科医院、院長の浅澤清隆 でした。
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