新型コロナ対策、唾液腺がウイルス工場に!|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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新型コロナ対策、唾液腺がウイルス工場に!

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆

あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。

私は地域のかかりつけ医として、

また、日本口腔インプラント学会専門医として、

日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、

地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。

宜しくお願い致します。

 

 

 

◆新型コロナ対策、唾液腺がウイルス工場に!

 


 

 

 

唾液腺に感染、増殖

「小まめにうがいを!」

 

みなさん、こんにちは!

越前市、あさざわ歯科医院 院長 浅澤清隆です

 

今日は、5月12日の福井新聞文化生活の欄に掲載された

大阪大歯学部の阪井丘芳教授の記事をご紹介します。

 

 

原文をそのまま投稿しますので難しい所もあるかもしれませんが、

大事なのでしっかりお読み下さい。重要です!

 

 

 

 

 

 

口腔ケアでコロナ対策

 


 

 

 

・新型コロナウィルスは唾液を作る唾液腺にも感染し増殖する。

このため感染者の唾液は大量のウィルスを含み、飛沫やエアロゾルとなって感染を広げる。

 

唾液がいわば “  感染の主役となるため、

うがいや歯磨きなどの口腔衛生が感染拡大や重症化の防止につながる。

 

  

 

 

 

 

 

 

口にウィルス工場

 


 

 

 

・ウィルスが感染の際にとりつく受容体ACE2は、肺だけではなく全身の組織にあるという。

大阪大歯学部の阪井丘芳教授(口腔科学)らは、実際の人の組織を使ってACE2の分布状況を調べた。

 

  

 

その結果、唾液腺にも大量に存在することを確認した。

唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の大唾液腺のほか、

口や喉の粘膜のあちこちに小唾液腺がある。

 

 

 

阪井さんは「コロナウィルスは口から侵入し、

感染した唾液腺はウィルスの生産工場、貯蔵庫となる」と話す。

 

味覚障害や口の乾燥など、新型コロナ患者に特徴的な症状は唾液腺感染で説明できる。

感染が唾液腺に留まると症状は出ないが、唾液はウィルスを含む。

「無症状でも感染力はある」という厄介な性質も、この状態と考えれば理解できる。

 

 

何かの拍子に唾液が気管に落ち込むと呼吸器感染となり、

最悪の場合、肺炎を起こし重症化する。

 

に誤嚥が多い高齢者はそのリスクが高い。

 

 

 

 

 

 

◆裏付けられた仮設

 


 

 

 

・阪井さんらはこの仮説を基に

「新型コロナは唾液腺から全身に広がる。

感染防止には口腔衛生が重要」との

論文2020年夏、日本口腔科学会の英文雑誌に発表した。

 

翌年3月、米国立衛生研究所 ( N I H ) の研究者が

新型コロナで亡くなった人を調べ、半分以上で唾液腺感染を確認したと発表

軽症者の口内でのウィルス増殖も確認し、阪井さんらの仮説は立証された。

 

 

幸い、唾液腺の受容体は唾液が出てくる導管の表面だけに存在した。

ここは口の表面に近く、うがいや飲食で簡単に洗い流されてしまうため、

感染が成立するには大量のウィルスが必要になる。

 

 

 

 

 

 

ウィルス減が大切

 


 

 

 

「うがい薬がなくても、お茶や水でもいい。

感染の予防にはとにかく、小まめなうがいで口の中の

ウィルスを減らすことが大切」と阪井さん。

 

歯周病で歯ぐきが腫れていると歯周ポケットに血管が集まり、

そこから感染しやすくなる。

丁寧な歯磨きなど、日常の口のケアも大切だ。

 

 

感染後でも、うがいや歯磨きでウィルスを減らせば、

他人にうつすことや重症化するリスクを減らせる。

 

 

 

 

 

 

「小まめなうがいを」忘れずに

 


 

 

 

・現在、口内消毒薬として認められているのは、ポピドンヨードと塩化ベンザルコニウムのみ、

しかしアレルギーや特有の苦みなどの問題もある。

 

そこで最近注目されるのが、要時生成型亜塩素酸イオン水溶液(MA―T) 。

欧州で水道水の消毒にも使われるほど安全性は高く、

ウィルスや細菌に幅広く効く、可燃性や腐食性もない。

効果も長く続き、これを使った製品も増えている。

 

・阪井さんは「口のケアは自分のためにも、他人のためにも意義がある。

よく言われる 手洗い、マスク、3密回避だけでなく、

“  うがいも忘れず と訴えている。

 

 

 

 

 

 

◆最後に

 


 

 

 

いかがでしたか? 新型コロナ対策、唾液腺がウィルス工場に

について理解が深められたでしょうか

 

今回は大阪大歯学部阪井丘芳教授  の新型コロナウィルスが唾液腺で増殖しているという研究をご紹介しました。             

あさざわ歯科では、コロナウィルスにも効果があるといわれている

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・また、あさざわ歯科では、 “予防”を 重視しており

5月から衛生士専用ユニットを設置致しました!

快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい♪  

 

 

越前市あさざわ歯科医院、院長の浅澤清隆  でした。

 

 

 

 

 

 

 

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