歯を失った時、 インプラント以外の方法はありますか?|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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歯を失った時、 インプラント以外の方法はありますか?

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このコラムを書いた人

歯科衛生士 MT

あさざわ歯科、歯科衛生士のMTです。一人でも多くの方が健康的な歯で幸せな生活を送れるよう治療に対する不安や恐怖を和らげ、安心して治療を受けて頂くために、日々勉強をしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは! 越前市あさざわ歯科医院、

歯科衛生士のMTです。

 

インプラントがいかに良いものか

説明されても、それが本当なのか、

それで実際に自分に適応できるのか

悩まれている方もおられるでしょう。

 

それで今回は、

インプラント以外の治療方法

について書いて行きます

 

 

 


 

インプラント以外の治療方法

 

 ≪ 目次 ≫

 

① 歯を失った時のインプラント以外の治療方法

・ブリッジ  ・部分入れ歯  ・総入れ歯  ・経過観察

② 歯を失った時の治療方法は主に3つある

・歯や骨の状態や失った歯の位置、患者さんの持病により、

希望の治療が受けられない場合もある

③ インプラント以外の治療方法は?

・入れ歯  ・バネのない入れ歯  ・ブリッジ  ・何もしない

④ 治療法によって噛む力に違いはある?

・インプラント :100% (60kg)  ・ブリッジ:60%

・部分入れ歯:30~40%  ・総入れ歯:10~20%

 

 

 


 

◆インプラントやブリッジにする人

 どれくらいいるの?

 

歯を失った時にインプラント以外の方法

ご希望される患者さんもおられます。

もちろんインプラントが唯一の治療法ではないし、

患者さんにとってはインプラントが最適な治療法

ではないケースもあります。

 

そこで今回は、インプラント以外の

治療方法についてご説明します。

 

「インプラントやブリッジ・入れ歯どれにしようか?」 

と考えている方は、ぜひご一読ください。

 

 

 

 

 

 


 

◆歯を失った時のインプラント

 以外の治療方法

 

1.ブリッジ

 

ブリッジは、失った歯の両隣にある

健康な歯を支柱にして、その間に

人工の歯を固定する治療方法です。

 

ブリッジのメリットは、比較的短期間

で治療が完了し、見た目も自然な

仕上がりになることです。

 

ただし、支台となる健康な歯を削る必要

があり、その歯に負担がかかるため、

長期的には他の歯の健康にも影響を与える

可能性があります。

 

 

 

 

 

 


 

.部分入れ歯

 

部分入れ歯は、失った歯の部分に取り

外し可能な義歯を装着する方法です。

 

この義歯は、周囲の歯に金属のクラスプ

(留め具)で固定するか、

口腔内の吸着力で安定させます。

 

部分入れ歯の利点は、治療が比較的

安価であり、他の歯を削る必要がない

ことです。

ただし、義歯の安定性や快適さに欠ける

場合があり、使用者によっては装着に

違和感を感じることがあります。

 

 

 

 

 

 


 

.総入れ歯

 

全ての歯を失った場合に使用される

のが総入れ歯です。

 

総入れ歯は、口腔内全体にフィット

するように作られた義歯で、取り外し

が可能です。

 

現代の総入れ歯は、見た目も自然で、

咀嚼機能もある程度回復できますが、

インプラントに比べると安定性が劣る

ことがあります。

 

また、使用者によっては、

食べ物が詰まりやすい発音が難しくなる

といった不便さを感じることがあります。

 

 

 

 

 

 

 


 

.経過観察

 

場合によっては、特に目立たない部位や

他の歯に影響が少ない場合、治療を急がず、

経過を観察するという選択肢もあります。

 

これは、時間の経過とともに、患者さんが

自身の健康状態や生活スタイルに合わせた

治療方法を選ぶことができるように

するためのアプローチです。

 

 

 

 

 

 


 

これらの治療方法は、患者さんの状態や

ニーズに応じて選ばれます。

 

歯を失った場合、インプラントだけでなく、

さまざまな選択肢があることを理解し、

歯科医師と相談しながら最適な治療法を

見つけることが重要です。

 

 

 

 

 

 


 

◆歯を失った時の治療方法は

 主に3つある

 

虫歯や歯周病や事故などで歯を失って

しまった時には、3つの治療方法があります。

 

それは、

「入れ歯」 「ブリッジ」 「インプラント」

 です。

 

どれもメリットとデメリットがありますし、

患者さんが抜けた歯の治療に当たって

何を最優先に考えられるかのご希望に

よっても最適な治療方法は変わって来ます。

 

 

 

 

 

 


 

インプラント以外の入れ歯、ブリッジを

選ばれる患者さんもおられますし、

最初からインプラントを希望される

患者さんもおられます。

 

また、歯や骨の状態失った歯の位置

患者さんの持病などにより、

ご希望の治療が受けられない場合もあります。

どのような治療法があって、

適応可能かどうかは、患者さんの検査後に

しっかりご説明しますので、患者さん側でも

急ぐことなくゆっくり考えてお決めください。

 

 

 

 

 

 


 

◆インプラント以外の治療方法は?

 

インプラント以外の治療として、「入れ歯」と

「ブリッジ」があります。

何もしないという選択肢もあります。

 

 

 

 

 

 


 

◆入れ歯

 

入れ歯は痛いとか噛みにくいと聞いた

ことがあるかもしれませんが、

ぴったり合った入れ歯の場合はお食事や

会話に問題が出ることはほぼありません。

 

ただ、お口の中に異物を入れますので、

その違和感への慣れ(取り外しの際など)

は個人差があります。

 

 

 

 

 

 

 


 

隣の歯にバネをかけて入れ歯を

安定させている場合は、

バネをかける歯に負担がかかり、

歯肉や歯を傷める原因になります。

 

定期健診を受けていただき、

バネをかける歯が動揺していないかを

確認する必要があります。

 

保険適用の入れ歯ではバネは金属ですが、

自費診療の入れ歯ではぐきと同じような

色の樹脂を使うことが出来ますので、

目立ちにくく作れます。

 

 

 

 

 

 

 


 

◆ブリッジ

 

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って、

3本連結の被せ物をかぶせます。

橋を渡すような形状になりますので、

ブリッジと呼ばれています。

 

両隣の歯を削らなければならないことが

デメリットになりますが、保険で

治療出来ますので手軽な治療といえます。

 

ただ、削った歯は虫歯や歯周病の

リスクが増しますので、

必ず定期健診を受けて虫歯や歯周病を

予防するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 


 

◆何もしない

 

他人から見えない奥歯の場合は、何もしないという選択肢もあります。

治療方法を決めかねていて、治療までに時間がかかっているケースもあります。

 

 

 

 

 

 


 

ただ、場所によっては両側の歯が

開いたスペースに向かって

少しずつ倒れてきたり

噛み合わせる相手の歯がないことで、

相手の歯が伸びてくることもあります。

 

また、歯の位置が少しずつずれて

歯並びが悪くなるということも

あります。何も治療をしない場合も、

歯科医師と相談して、治療しなくても

問題がないかどうかを確認することが大切です。

 

 

 

 

 

 


 

◆治療法によって噛む力に

 違いはある?

 

 

 

 

 


 

人間の歯は28本あり(親知らずを除く)

1本位なくても大丈夫と思われる

かもしれませんが、治療方法によって

噛む力に大きな違いが出てきます。

 

噛む力はインプラントが一番大きく

次いでブリッジ、入れ歯の順に力が

小さくなっていきます

インプラントは顎骨に直接人工歯根を

埋め込みますので、噛む力が骨に

しっかりとかかり、ぎゅっと噛みしめます。

 

 

 

 

 

 


 

ブリッジは橋のように支えの歯で支えているため、

支えている歯では今まで通りに噛めますが、

その間の部分は力を受け止めるための歯根がありませんので、

噛む力を受け止めることがやや困難になります。

 

そして入れ歯は、歯肉の上に乗っているだけの構造ですので、

歯ぐきが噛む力を受け止めることになり、

あまり噛む力が出ないということになります。

 

 

 

 

 

 


 

天然歯の噛む力は

20~30歳の男性の奥歯で60kg

女性は40kgといわれます。

 

・インプラントは天然歯と同程度

100の噛む力が期待できます。

 

・ブリッジでは天然歯の60%程度

・部分入れ歯で3040

・総入れ歯では1020

 

くらいしかありません。

 

 

 

 

 

 


 

いかがでしたか? 歯を失った時、

インプラント以外の方法はありますか? 

について理解が深められたでしょうか。

 

インプラント以外の治療法である

「ブリッジ」と「入れ歯」「経過観察」

についてご説明しました。

 

この3つの中から、患者さんにぴったりの

治療法を担当医と相談してお決めください。

 

 

 

快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい ♪

越前市あさざわ歯科医院、歯科衛生士のMTでした。

 

 

 


 

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