歯のクリーニング (メンテナンス) 正しい頻度は?
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このコラムを書いた人
あさざわ歯科医院歯科衛生士 KN
あさざわ歯科歯科衛生士のKNです。むし歯や歯周病から歯を守っていく大切さをより多くの患者様に伝えられるように日々勉強をしていきたいと思っております。安心して治療やクリーニングを受けて頂ける環境づくりを目指します!
歯のクリーニング (メンテナンス)
正しい頻度は?
こんにちは! 越前市あさざわ歯科医院、
歯科衛生士のKNです。
12月中旬を過ぎ、初雪もいよいよ冬本番ですね。
寒い朝も歯みがきがんばっておられますか?
今回は、『歯のクリーニングの頻度』
についてまとめていきます。
◆歯のクリーニングの頻度
今日は、以下のように「歯のクリーニングの頻度」
についてまとめていきます。
① 歯のクリーニングの正しい頻度
② 歯のクリーニングにかかる時間
③ 歯のクリーニングを受ける頻度まとめ
お口の中の状態やリスクによって、
クリーニングを受けるべき頻度は
変わってきます。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪歯周病と言われた方≫
1〜2ヶ月に1回
歯周病と言われた方やそのリスクが
高い方は歯科医師、歯科衛生士が決めた
間隔でクリーニングを受けましょう。
歯周病は全身の健康にも関わってくる
ので予防のため1~3ヶ月が一般的です。
これから先の目安はあくまでも目安です
ので参考にしてください。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪虫歯ができやすい方≫
1〜2ヶ月に1回
虫歯のできやすさには個人差があります。
しっかり歯磨きしていても
虫歯ができる方もいれば、
全然磨けていないのに
虫歯ができない方もいます。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪虫歯ができやすい方≫
虫歯ができやすいと言われたり、
よく歯が痛むという方は1〜2ヶ月に
1回のクリーニングをおすすめします。
クリーニングと同時に虫歯のチェック
もしてもらえるので安心です。
これもあくまで目安です。
歯科医師、歯科衛生士がお口の中を
診せて頂き、それぞれのバックグラウンド
(生活・背景)を知り、リスクを知ってから
回数や間隔を決めます。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪歯の着色が気になる方≫
2〜3ヶ月に1回
コーヒーやお茶、赤ワインなど、
着色しやすいものをよく口にする
方は2〜3ヶ月に1回クリーニング
を受けると良いでしょう。
ただこの場合は治療目的の
クリーニングではないので、
保険がききません。 ゆえに
費用も見ながら決めていきましょう。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪歯石がつきやすいと言われた方≫
2〜3ヶ月に1回
歯並びや唾液の性状によっては、
歯石のつきやすい方がいます。
歯石は細菌の塊(プラーク)が
固まったもので、歯石の中や周りに
更に細菌が入りこみ、歯周病を
進行させる毒素を出し続けます。
歯石は歯磨きでは取れないので、
2〜3ヶ月に1回はクリーニングで
きれいにすることをおすすめします。
◆歯のクリーニングの正しい頻度
≪歯石がつきやすいと言われた方≫
毎日のブラッシングが充分でなかったり、
唾液の自浄作用が低かったり、砂糖を
たくさん摂取していると、お口の中の
元々住んでいる細菌がネバネバした物
質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これをプラーク(歯垢)と言い、粘着性が強いです。
これは取り除かないと硬くなり、歯石という物質に
変化して歯の表面に強固に付着します。
歯石表面はバイオフィルム(プラーク、歯垢)形成
の格好の場所となる為、バイオフィルムによる
歯周病の発症、進行が促進されます!
◆歯のクリーニングの正しい頻度
《セルフケアがしっかりできている方》
3〜6ヶ月に1回
自宅でのセルフケアがしっかり
できていて、虫歯などもなければ
3〜6ヶ月に1回のクリーニングで十分です。
ただ、インプラント治療をしている
人工のかぶせ物が入っている方
はもう少し短い期間でクリーニング
を受けることをおすすめします。
◆歯のクリーニングにかかる時間
《保険がきく歯のクリーニング》
保険がきく場合は30分~45分
程度で終わることが多いです。
保険の歯石除去は1口腔全体を
1度に行うことはできません。
《保険がきかない歯のクリーニング》
保険がきかない場合は1時間近く
時間をとる歯科医院も多いようです。
見た目をきれいにする目的なので、
じっくり時間をかけてきれいにして
いきます。 また、かかる時間は
クリーニングの内容によっても
変わってきます。
◆歯のクリーニングを受ける頻度 まとめ
虫歯のできやすさや歯石のつきやすさ、
着色のしやすさなどには個人差があります。
もちろん食生活や普段の習慣によっても
変わってきます。
ただ歯科医院でどんなに良い
歯のクリーニングを受けても、
自宅での【セルフケア】が最も
重要であることに変わりはありません。
クリーニングの効果を長持ち
させるためにも、【セルフケア】
は劣らないようにしましょう。
いかがでしたか?
歯のクリーニング(メンテナンス)正しい頻度は?
について理解が深められたでしょうか。
自宅での【セルフケア】が最も重要であることに
変わりはありませんが、ぜひ毎日の歯磨き
などのセルフケアに加えて、定期的に歯科医院の
クリーニング・定期健診に通って下さい!
快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい♪
越前市あさざわ歯科医院、歯科衛生士の KN でした。
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