もう悩まない!【親知らず抜歯】本当の理由は? その④|越前市の歯医者「あさざわ歯科医院」

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もう悩まない!【親知らず抜歯】本当の理由は? その④

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このコラムを書いた人

あさざわ歯科医院院長 浅澤 清隆

あさざわ歯科、院長の浅澤清隆です。

私は地域のかかりつけ医として、

また、日本口腔インプラント学会専門医として、

日本の成人80%以上が罹患しているといわれる歯周疾患に精通し、

地域の皆様のお口の中の健康向上に寄与したいと思っております。

宜しくお願い致します。

 

 

もう悩まない!【親知らず抜歯】

本当の理由は? その④


 

こんにちは 越前市・あさざわ歯科医院 

院長の浅澤清隆です!

 

親知らず 「自覚症状もないのに、何で痛い

思いをして抜かなくちゃいけないの?」 

と疑問を持っておられる方も多いかと思います。

しかし、それには確かな理由があったのです。

 

そこで今回は

親知らず本当の抜歯理由と

かかる費用、抜歯後の注意点

について全5回で解説します。

 

 

 

 

 

◆大まかな抜歯の手順


 

ここでは、知らずの抜歯

の手順について、

大まかにご説明したいと思います。

ざっくりとでも処置の内容を

知っておいた方が、

より安心して抜歯に臨めるはずです。

では、早速見ていきましょう!

 

 

 

 

 

 

◆抜歯の手順


 

≪診査・診断≫

 

先ずはレントゲン写真やお口の

中の診察を通して、

「親知らずがどの位置に埋まっているのか」

「歯の頭は歯ぐきから出ているのか」

「炎症はあるのか」

「神経との距離はどいあるのか」

などをチェックしていきます。

 

この時点で一般の歯科医院で

抜歯が難しければ、総合病院

紹介される形になります。

特に問題がなければ、

手術の日程を決めることになります。

 

 

 

 

 

 

 


 

≪表面麻酔・局所麻酔≫

 

手術の日程が決まり、

当日を迎えて診察台に座ると

いよいよ抜歯のスタートです。

 

先ず抜歯をする箇所に表面麻酔

のシールを置きます。

この後に麻酔液を歯ぐきの中に打つ際、

注射針を刺す痛みを和らげる

ために使用します。

 

表面麻酔が効いたところで、

電動の注射で麻酔を打ちます。

この麻酔が効いてしまえば、

基本的に後の痛みはなくなります。

 

 

 

 

ただし、注意してもらいたいのは、

歯を抜くときに骨を押される感覚

は消えないということです。

この違和感は我慢するしかありません。

抜歯の途中で「痛いな・・・。」と

感じた際には、左手を上げて

先生に伝えて下さい。

追加の麻酔を打ちます。

 

痛みを我慢していると、追加の麻酔

も効きづらくなってしまうので

早めに伝えるのが重要です。

 

 

 

 

 

≪抜歯≫

 

麻酔が効いたところで、

いよいよ親知らずを抜いていきます。

親知らずが骨の中深くに

埋まっている場合は、

少し切り込みを入れて開き、

しっかりと歯が見える状態で

処置を進めていきます。

 

 

 

 

 

場合によっては、

の周りの少し削ることもあります。

 

その際に少し振動が伝わってきますが、

ここは我慢です。

確実に抜歯を行うために必要な

処置になりますから。

痛みがなければ、そのまま

抜歯を続けてもらいましょう。

 

 

 

 

 

≪止血≫

 

歯が抜けたところで、

血が止まるのを確認します。

歯がなくなったスペースに

血が満ちてくることで

止血が完了します。

 

あさざわ歯科医院では、

歯科用炭酸ガスレーザー装置を

使用して血液を凝固させて

完全止血を行っています。

 

 

 

 

≪縫合≫

 

切り込みを入れた歯ぐきを縫っていきます。

縫合を行うことで傷口がキレイに治っていきます。

縫った糸は抜歯から1週間ほど

経ってから取り除きますので、

安心して下さい。

 

 

 

 

 

≪抜糸≫

 

抜歯が終わってから1週間後、

歯ぐきが元通りにくっ付いた

ところで縫った糸を取っていきます。

この時点で糸を取っても、

傷口が開くことはないので大丈夫です。

 

 

 

 

 

◆抜歯の手術時間


 

親知らずの抜歯は、

歯の位置によって手術時間は異なります。

浅い位置に埋まっている場合は、

縫合まで入れて30分弱で終わります。

 

深い位置埋まっている場合は、

1時間程度かかることもあるので、

目安にして下さい。

 

手術の際の時間が気になる時は、

担当する先生に「何分くらいかかりますか?」

と目安の時間を聞いておくと、

より安心して手術に臨めると思います。

 

 

 

 

 

 

◆通院を含めた治療期間


 

親知らずの抜歯は、抜歯当日、

そして抜糸のための1週間後の

受診で終わることがほとんどです。

場合によっては、抜歯後の骨が

しっかりとできているか1ヶ月〜

2ヶ月後に確認することもあります。

 

治療期間としては、最短で1週間、

長くて2ヶ月(3回の通院)といった

ところが目安になります。

 

 

 

 

 

◆抜歯にかかる費用


 

≪真っ直ぐ生えている時≫

 

親知らずが通常の歯と

同様に真っ直ぐ生えている場合、

3割負担3,000円前後です。

上顎の親知らずはほとんどがこの

パターンです。

 

 

 

 

 

 

≪頭が一部歯ぐきから出ている時≫

 

親知らずが完全に生え切っておらず、

歯の頭が一部歯ぐきから出ている状態では、

3割負担で3,500円前後

の費用がかかります。

 

 

 

 

≪完全に骨の中に埋まっている時≫

 

親知らずが埋まっている場所が深く、

骨を削って抜かなくてはいけない場合、

3割負担で6,000円前後の費用になります。

 

歯科用CT撮影が必要なケースでは

4000円程度別に費用がかかります。

 

 

 

 

 

 


 

 

いかがでしたか?

親知らず抜歯 本当の抜歯理由は?その④

について理解が深められたでしょうか。

 

【親知らず抜歯】を、決断されたら

まずは、口腔外科のある

あさざわ歯科医院に相談しましょう。

 

『日本口腔インプラント学会 認定

専門医、インプラント施術40年の

浅澤清隆』 が お伝えしました。

ご参考にして下さい!

 

  快適な環境でクリーニングやメンテナンスをお受け下さい♪

 

 

 

越前市あさざわ歯科医院、院長の浅澤清隆 でした。

 

 

 

 


 

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